Windows 11初期セットアップで「ローカルアカウント」の作成方法

現在、Windows 11を搭載したPCで、初期セットアップに使用する場合、デフォルトのアカウント設定は、 「Microsoftアカウント」が必要になっています。

ただし、Windows 11 の初期セットアップ時に、Microsoft アカウントではなく「ローカルアカウント」を作成したいケースも、いまだにかなり多いと思います。

特に、インターネットに接続せずに使用したい場合や、プライバシーを重視する場合などがあります。また、Windows 10以前から、ローカルアカウントを使っていた方には、ローカルアカウントを作成し利用した方が便利です。しかし、Windows 11 のセットアップ時には、標準では Microsoft アカウントの使用が求められてしまいます。

本記事では、インターネット接続なしでローカルアカウントを作成する方法 を詳しく解説します。

まずは、そんな「ローカルアカウント」の特徴を紹介します。

ローカルアカウントの特徴

  • ローカルのコンピューター上に作成され、このコンピューターだけ使用可能なアカウント
  • Windows7以前から使用されていて、Windowsのユーザーアカウントと言えばこのアカウントの事だった
  • インターネット接続不要
  • MS(マイクロソフト) クラウドアプリケーション(ストアアプリやM365など)との連携はない

色々と連携するのではなく、スタンドアロンでPCを使いたい。
という要望には、「ローカルアカウント」がいまだに良いです。

もし、ローカルアカウント使用していても、アプリケーションと連携したい場合は、Windowsはローカルアカウントでログオンしつつ、OneDriveなどは、アプリの設定でMicrosoftアカウントを設定すれば良いのです。

Windows 11では、何もせずに初期セットアップを進めると「ローカルアカウント」でセットアップを行う事は出来ません!!

但し、初期セットアップ時、ひと手間かける事で「ローカルアカウント」を使用する事が可能になりますので、その方法をご紹介します。

目次

Windows 11「ローカルアカウント」作成方法

【ポイント】

PCを初めて起動すると、初期セットアップウィザードが起動しますので、そこから手順を記載します。

1. 初期セットアップウィザードが始まります。「日本」を選択し、「はい」をクリックします

2. キーボードレイアウトは、そのまま「次へ」、2つ目のキーボードは「スキップ」します

3. この画面タイミングで、「ローカルアカウント」へ接続する為の設定を行います

4. 「Shift」+「F10」を押し、コマンドプロンプトを開きます

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6. 初期セットを進めると、3.の画面が再度表示されると、右下に「インターネットに接続していません」と表示されるようになりますので、クリックします

7. 「制限された設定で続行」をクリックします

8. 「ローカルアカウント」を設定する画面がでますので、ここでアカウントを入力し、「次へ」をクリックします

9. 「ローカルアカウント」をWindows 11のセットアップが終了しました

最後にインターネットへの接続を行い、通信できることを確認します

以上でローカルアカウントを使用したWindows 11初期セットアップは完了です。

最後に

ここで説明した、初期セットアップのタイミングでなければ、「ローカルアカウント」の作成も手間なく可能ではありますが、PCを使用する場合、最初にセットアップしたアカウントを、そのまま、ずっと使い続けるケースがほとんどだと思います。

もし、Windows11で「ローカルアカウント」でセットアップしたいという場合には、ご参考いただけると幸いです!

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